お知らせ
歯周病が引き起こす病気
2020.12.27
目次
こんにちは。川口市の川口駅から徒歩5分の歯医者
「医療法人社団歯友会 フレンドデンタルオフィス」の歯科医師葛城です。
本コラムでは歯周病と歯周病が引き起こす病気について記載したいと思います。
狭心症・心筋梗塞
歯周病菌が血管の中に入り込むと、血管の中が詰まる動脈硬化を引き起こし狭心症や心筋梗塞のリスクを高めます。
また、心臓に付くと心内膜炎を引き起こすと言われています。
糖尿病
糖尿病にかかると免疫力が低下し、歯周病が悪化しやすくなります。歯周病の悪化により、血糖値をコントロールしているインシュリンという物質が働きにくくなります。それにより糖尿病も悪化します。この様に、歯周病と糖尿病は相互に関係しあい影響があるので、歯周病を良くすることで糖尿病も良くなると言われています。
肺炎
飲み込みをする力が弱くなった特に高齢者、寝たきりの方などが「誤嚥性肺炎」を発症しています。誤嚥性肺炎は、食べ物や唾液が誤って気管そして肺に入ることで起こります。誤嚥性肺炎を引き起こした細菌は、歯周病菌を含む口の中の細菌が多くみられることから、口の細菌が誤嚥性肺炎のおおきな原因の一つと考えられています。
予防法
①毎日の歯ブラシ
歯周病の原因は取り残した汚れです。
汚れを栄養分として歯周病菌は増殖し活発になります。
そのため汚れを残さずきれいに磨くことが何よりも歯周病予防で重要となります。
②よく噛むこと
歯と歯が接触する事で汚れが落ちます。
よく噛むことで唾液が分泌され、お口の中を洗浄をします。
また唾液には殺菌、抗菌作用があるので歯周病予防になります。
③禁煙
タバコを吸うことで血の流れが悪くなり、歯ぐきに酸素が行き渡らなくなります。
歯周病菌は酸素が少ないと活発に働きます。
また自己防衛の免疫の力が落ち、骨を作る細胞の働きも悪くなるので歯周病が進んでしまいます。
禁煙はがんや循環器疾患、呼吸器疾患だけでなく歯周病の予防になります。
④定期検診
定期的に歯ぐきの状態・歯の汚れのつき具合をチェックし、毎日のブラッシングでも取りきれない
汚れ・歯石を専用の器具で落とします。また汚れが付かないように歯を滑沢にします。
歯周病でお困りでしたら川口駅近くの当院に是非ご気軽にご相談下さい。
川口市の川口駅から徒歩5分の歯医者「医療法人社団歯友会 フレンドデンタルオフィス」